研究課題/領域番号 |
26770034
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
武藤 秀太郎 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (10612913)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 朝河貫一 / 胡適 / 封建 / 民主 / 民主主義 / 高木八尺 / IPR |
研究成果の概要 |
本研究では、20世紀前半の日中両国を代表する国際的、知米派知識人として、朝河貫一と胡適に着目し、両者の間にみられた思想的交流の一端を明らかにした。朝河と胡適は1917年夏、偶然にも帰国の途についた際、バンクーバーから同じ汽船に乗り合わせていた。この点については、これまで胡適の評伝などで簡単にふれられたに過ぎないが、朝河と胡適の資料を読みあわせ、両者が航海中に親交を交わし、その後も連絡をとっていたことを確認することができた。この朝河と胡適の交流は、近代日中思想交流史上においても、重要な一環をなしていると考える。
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