研究課題/領域番号 |
26770194
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 芝浦工業大学 (2016-2019) 九州大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
山下 友子 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (10726334)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 言語発達 / 音声 / 音韻 / 早期英語教育 / 言語獲得 / 音声分析 / 母音 / アクセント / 音声言語発達 / 音韻の知覚と習得 / 言語と音節 / 乳幼児と養育者との会話音声 / 語彙習得 / 乳幼児音声 / 音声発達 / 音響的特徴 / 早期外国語教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本語圏ならびに英語圏の乳幼児とその養育者の音声分析を行った。その結果、インタラクションにおける時間構造に関して日本語圏と英語圏の乳児に共通する特徴が見られた。次に、早期英語教育の実証的研究を行った結果、英語母語話者とは異なる母音の音響的特徴が明らかになり、2重母音に関しては長母音になる傾向が見られた。また、弱音節と強音節の音響的特徴を調べた結果、幼児は、弱音節と強音節を区別していることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本計画は、これまでに充分行われていなかった音響的分析を中心とするものであるが、それに関係する語彙、文構築力、文理解力などについての過去の研究と、新しく得られた知見を結びつけ、単に雰囲気的に「ことばの学習には音が重要」と言われていることに対して実証的な裏づけを与えたことに学術的意義がある。また、本研究の結果は、早期英語教育の議論の争点である、外国語をどのぐらいの年齢から学ばせるのが適切であるかという問題を、実証的な観点から考察する上で重要である。
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