研究課題/領域番号 |
26780004
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
吾妻 聡 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (60437564)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ロベルト・アンガー / 批判法学制度派 / 制度の不確定性 / 制度としての法 / 制度構想としての法的思考 / 批判法学 / 制度学派 / 法律学方法論 / 障害法学 / アメリカ法理論 / 障害学 / 差別禁止法理 |
研究成果の概要 |
本研究は,1980年代アメリカで批判法学運動(Critical Legal Studies)を主導したことで知られるRoberto Ungerの法社会理論の本質が,“批判法学制度派“という名で呼ぶにふさわしい,制度概念を機軸とした“社会変革・創造の知”の提案にあることを明かにしたうえで,このUngerの批判法学の仕事を,障害法学・民主的実験主義の法学その他の,市民社会・草の根の社会運動に定位した立場から法制度・法政策を論じる・今日の知的潮流に接続しようとしたものである。Ungerの仕事は紛れもなく法社会理論の本道である。だが説得性を高めるためには,他の知的潮流との対話を怠ってはならない。
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