研究課題/領域番号 |
26780224
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 九州女子大学 (2015-2018) 同志社大学 (2014) |
研究代表者 |
篠原 さやか 九州女子大学, 共通教育機構, 講師 (90618224)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 女性研究者 / ワーク・ライフ・バランス / エンリッチメント |
研究成果の概要 |
本研究では、わが国の女性研究者・技術者の創造的な研究活動を促進する要因を検討するため、はじめに、国内外の女性研究者・技術者に対するインタビュー調査を実施し、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を向上させるために行ってきた工夫等について明らかにした。インタビュー調査の結果をもとに、主に家族形成期にあたる20歳代から50歳代の全国の研究者・技術者を対象としたアンケート調査を実施し、家庭内での経験が仕事にもたらす効果について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、研究・仕事領域における資源と私的生活領域における資源の両方が、創造的な研究を相乗的に促進する効果があることが明らかになった。また、特に子どもをもつ女性研究者・技術者が、子どもをもつ男性研究者・技術者や子どもをもたない男女研究者・技術者にくらべて、家庭における役割と仕事における役割間の葛藤(コンフリクト)をより高い水準で経験していることが明らかになった。このように、女性研究者・技術者が、仕事と私生活における役割間の葛藤と相乗効果を経験していることが明らかになったことは学術的および社会的意義と考える。
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