研究課題/領域番号 |
26780245
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 中村学園大学 |
研究代表者 |
明神 実枝 中村学園大学, 流通科学部, 准教授 (60461480)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | サステイナビリティ・マーケティング / サスサスティナビリティ・マーケティング / 持続可能性 / 社会共生 / 企業の社会的責任 |
研究成果の概要 |
本研究では、サステイナビリティ・マーケティングの研究・実践を再検討した。トヨタのプリウスなど、先駆的な事例考察を通して、規制への適応を超えた市場創造のプロセスを明らかにした。それは、従来の研究のように関心ある特定の消費者を前提とするのではなく、未だ社会で満たされていない新しいニーズを創造するプロセスであった。サステイナビリティ・マーケティングの発展の可能性は、特定の社会課題や消費者ニーズを前提とするのではなく、新たなニーズを創造するという視点の導入であると考察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会課題の解決を目指すマーケティング研究や実践は1970年代から試みられ、広く普及しなかったが、いくつかの成功事例がある。それらの考察をしたところ、それまで発想になかったような新しい製品・サービスであることが分かった。 サステイナビリティ・マーケティングの一つの可能性は消費者の声に応えたり規制に適応したりすることであるが、もう一つの可能性は、これまで誰も発想しなかった新たな社会課題の解決策を提案することにあり、むしろ消費者や行政との関わりの中で、新しい生活習慣や規制の構築を支援することであると示唆された。
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