研究課題/領域番号 |
26780374
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 大阪成蹊短期大学 |
研究代表者 |
渋谷 郁子 大阪成蹊短期大学, 幼児教育学科, 准教授 (80616938)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 不器用さ / 道具操作 / 方略理解 / 幼児 / 児童 / 運動パフォーマンス / 子ども / 手指運動 / 非利き手 / 支援 / 就学期 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ハサミで円図形を切り取る運動課題を題材として、幼児・児童が道具操作に関する方略をどのように理解しているのかを解明し、それらの理解と実際の運動パフォーマンスとの関連を明らかにすることであった。研究1では「運動の速さと正確さの関係」の理解が調べられ、それらが運動の正確さとは関連を示すが、運動の速さとは関連しないことが示された。研究2では非利き手の動かし方や両手協調についての理解が調べられ、それらについての効率的な方略を理解している子どもの方が、短時間で正確に運動を遂行できる可能性が示唆された。以上より、道具操作の質を高めるには、方略理解に注目することが重要であるといえる。
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