研究課題/領域番号 |
26780426
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田中 マリア 筑波大学, 人間系, 准教授 (20434425)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ルソー / 女性教育 / 宗教的世界観 / ケア的な倫理観 / 女性教育論 / ジェンダー / エミール / 道徳教育 / 宗教 / 女性 / 教育思想 / 近代教育思想 |
研究成果の概要 |
本研究は、ルソーの教育思想について、とりわけ、これまで概して、フェミニズム論やジェンダー論との関係において批判されることの多かったルソーの女性教育論を再考した。ルソーの宗教観や倫理観の文脈に即して再考した結果、それが単なる男性優位論とは一線を画するいわばケア的なもの、それはまさに「女性の道徳的卓越性」について言及した、「もうひとつの声」として読まれるべきものであることを明らかにした。ただし、それは必ずしも女性をケア的な存在と規定し、固定的な性役割の枠でとらえているものでもないこと、性に対するルソーのとらえ方はもっと複雑で多様なものであった可能性が高いことなどについても言及した。
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