研究課題/領域番号 |
26810040
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 高知工科大学 (2016) 大阪市立大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
伊藤 亮孝 高知工科大学, 環境理工学群, 講師 (20708060)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 遷移金属錯体 / MLCT / りん光 / 光誘起反応 / 時間分解発光 / 固相媒体 / 温度依存性 / 光化学 |
研究成果の概要 |
微小球状イオン交換媒体を中心として、周辺媒体との相互作用を積極的に利用した金属錯体の光化学物性および光誘起反応挙動の制御に取り組んだ。固相媒体であるイオン交換媒体内において遷移金属錯体の三重項MLCT励起状態が高エネルギー化かつ長寿命化することを明らかにした。また、媒体内外の別の化学種との光誘起反応の発現を達成し、特に媒体内に共担持した際には極めて高効率な反応が起こることを見出した。以上より、周辺媒体とその溶質である金属錯体との相互作用を巧みに利用することにより、望みの光機能を引き出す場として利用できる可能性を見出すことができた。
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