研究課題/領域番号 |
26810128
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
宮崎 晃平 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10512783)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 酸化物触媒 / 酸素還元 / 酸素発生 / 金属-空気二次電池 / 電気化学反応 / 電極触媒 |
研究成果の概要 |
空気中の酸素を用いる金属ー空気二次電池は、高いエネルギー密度を有し、次世代のエネルギーデバイスとして期待されている。酸素還元と酸素発生を促進する材料として酸化物触媒が用いられるが、それぞれの反応メカニズムは未だ不明な点が多い。より高活性な触媒探索のためには、反応経路を明確にし、効率的な触媒探索が求められる。そこで、酸化物の薄膜からなるモデル電極を用いて、酸素輸送量の制御を実現しながら、酸素還元活性および酸素発生活性を調べた。その結果、酸素還元の開始反応はペロブスカイト型酸化物ではなく、導電助剤として用いるカーボン担体が担っており、酸化物と協奏的に四電子還元を示すことが明らかとなった。
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