研究課題
若手研究(B)
本研究では以下のことを明らかとした。[1] FRP材に対してボルト締めを行った場合,ボルト軸力の経時変化は対数時間軸に対して概ね線形に低下する。[2]ボルト直下のFRP材には局所的に高い圧縮力が作用するが,鋼製大型座金を配することでボルト軸力低下が低減できる。[3] ボルト軸力の経時変化の推定式を提案・検証し実験とよい対応を示す。以上より,提案したボルト軸力低下性状の予測式と滑り係数により,ボルト摩擦接合設計が可能であることを示した。また,[4]小径のボルトを用いた支圧接合によって高い接合部剛性と強度が得られることを明らかとし,FRP合成構造の新たな接合法として期待できることを明らかとした。
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すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (2件)
https://www.tut.ac.jp/university/faculty/ace/656.html
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