研究課題/領域番号 |
26820274
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
伊藤 喜彦 東海大学, 工学部, 准教授 (40727187)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | スペイン中世都市史 / イベリア半島 / レオン / コルドバ / 大聖堂 / モスク / 教区教会 / 中世都市 / 教会 / スペイン / 建築 / 宗教 / 都市史 |
研究成果の概要 |
本研究は、スペインの都市が中世から初期近世にかけて発達する過程において、宗教施設の建設や宗教勢力の介入がどのような影響を及ぼしたかを明らかにすることを目的とした。とくに、大聖堂の建設によって都市がどのように変容し、その骨格を定められていったのかに着目し、建設行為や建設物が都市を変容させていく過程を考察してきた。今回の研究プロジェクトではとくにスペイン北西部のレオンと南部のコルドバをとりあげた。レオンはローマ時代の軍営地の骨格の上に初期中世に成立した2つの重要な教会が都市形成の中核となった。コルドバはキリスト教化する13世紀の教区教会群が都市再編に大きな役割を果たしていたことが明らかとなった。
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