研究課題/領域番号 |
26820282
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属物性・材料
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研究機関 | 名古屋大学 (2015) 名古屋工業大学 (2014) |
研究代表者 |
塚田 祐貴 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00620733)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フェーズフィールド法 / 鉄鋼材料 / マルテンサイト変態 / 転位 / 弾性ひずみエネルギー / 核生成 / 高強度鋼 |
研究成果の概要 |
フェーズフィールド法に基づき、低炭素鋼におけるマルテンサイト組織形成過程をシミュレートしました。母相のすべりの有無によって、弾性ひずみエネルギー緩和プロセスが変化し、マルテンサイト組織に違いが生じることが分かりました。一方で、母相のすべりの有無は、マルテンサイト相の晶癖面形成に対してほとんど影響を及ぼさないことが明らかになりました。さらに、降伏応力の値がマルテンサイト組織に及ぼす影響をシミュレートした結果、降伏応力の値が500 MPa以上の条件において、降伏応力の値の増加とともにマルテンサイト組織が微細化する傾向があることが明らかになりました。
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