研究課題/領域番号 |
26840019
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大嶋 篤典 名古屋大学, 名古屋大学細胞生理学研究センター, 准教授 (80456847)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ギャップ結合チャネル / イネキシン / 電子顕微鏡 / 三次元再構成 / 二次元結晶 / 極低温電子顕微鏡 / 二次元結晶化 |
研究成果の概要 |
本研究ではギャップ結合チャネルの開閉機構の解明を目的として、線虫に存在するイネキシン6(INX-6)の電子線結晶構造解析を行った。N末端の2~19残基を欠失したINX-6変異体(INX-6delN)から二次元結晶が得られ、極低温電子顕微鏡像から膜平面10オングストローム分解能における三次元再構成に成功した。その結果、INX-6delN ギャップ結合チャネルは16量体から成っていることが明らかとなった。チャネルの通路にはプラグに相当する密度が確認された。透過活性測定ではINX-6delNの活性は失われており、閉じている構造の一つを示すものであることがわかった。以上の結果は論文にまとめて発表した。
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