研究課題
若手研究(B)
真菌の細胞壁成分であるキチンは、植物の細胞膜上に存在する受容体によって認識され、受容体の細胞内ドメインと相互作用するシグナル伝達系因子を経て、防御応答を誘導する。本研究では、研究代表者が同定したシロイヌナズナのキチン受容体相互作用因子が、キチンで誘導される防御応答の制御に重要な役割を果たすことを明らかとした。また、この相互作用因子が受容体からリン酸化修飾を受けることが明らかとなり、このリン酸化が相互作用因子の活性化に影響することが示唆された。
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