研究課題/領域番号 |
26850117
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
山口 晴生 高知大学, 自然科学系, 准教授 (10432816)
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研究協力者 |
外丸 裕司 水産総合研究センター, 主任研究員 (10416042)
鈴木 怜 高知県水産試験場, 主任研究員
片野 俊也 東京海洋大学, 准教授 (00509820)
岡村 慶 高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授 (70324697)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 珪藻 / 有機態窒素 / 有機態リン / 種協働 |
研究成果の概要 |
海洋の主要基礎生産者である珪藻類は,必須栄養塩 (窒素・リン)を巡り,種間で熾烈な競合を展開しているように見えながらも,実際には共存共栄を果たしている。この生態学の一般法則に矛盾する「プランクトン・パラドックス」の合理的説明を果たすため,本課題では,珪藻による種協働的な栄養塩利用について明らかにしようとした。その結果,いくつかの珪藻は有機態窒素/リンの一つ核酸を協働的に分解し,その結果,群集としての共存繁栄を図るのではないかと示唆された。これにより,「プランクトン・パラドックス」を合理的に説明可能な一つの新規現象が提唱された。
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