研究課題/領域番号 |
26860205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
堀江 佐知子 東北大学, 加齢医学研究所, 産学官連携研究員 (90451640)
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研究協力者 |
佐藤 靖史 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50178779)
小比賀 聡 大阪大学, 薬学研究所, 教授 (80243252)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Vasohibin / BNA修飾アンチセンスオリゴヌクレオチド / 抗腫瘍効果 / 肝臓がん / がん / アンチセンスオリゴヌクレオチド / DDS / 癌 / 血管新生 / 肝がんマウスモデル |
研究成果の概要 |
血管新生制御因子であるVasohibin-2(VASH2)はがん細胞が発現し,腫瘍生育を促進する.本研究では, ヒトVASH2標的BNA修飾アンチセンスオリゴヌクレオチドを原発性ヒト肝がんマウスモデルおよびヒト大腸がん肝転移マウスモデルに腹腔投与すると, 肝臓組織の腫瘍内VASH2遺伝子発現が減少し, 腫瘍生育が抑制されることを示した. この腫瘍生育抑制効果は上皮間葉転換(EMT)の抑制と腫瘍組織への免疫細胞の浸潤が関与することが確認された. 本研究から, VASH2標的BNA修飾アンチセンスオリゴヌクレオチドが原発臓器の違いとは関係なく肝臓がんに対して有効な治療法であることが示された.
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