研究課題
若手研究(B)
ガレクチン4の機能を明らかにするために、ガレクチン4を発現していない大腸がん細胞株にガレクチン4を強制発現させ、ガレクチン4を発現している大腸がん細胞株にsiRNAを導入し発現抑制を試みた。その結果、ガレクチン4の発現が大腸がん細胞の増殖を抑制することを明らかにした。さらに、ガレクチン4強制発現細胞をヌードマウスに移植すると、コントロールに比べて造腫瘍性が抑制されることを明らかにした。そこでガレクチン4結合分子の探索を行ったところ、あるタンパク質(プロテインX)とガレクチン4が結合することを明らかにした。現在、糖鎖結合性の観点からガレクチン4の大腸癌抑制機構の解明を目指し研究を続けている。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)
J. Biol. Chem.
巻: 291 号: 2 ページ: 968-979
10.1074/jbc.m115.694448
Glycobiology
巻: 25 ページ: 792-803
巻: 印刷中 号: 7 ページ: 792-803
10.1093/glycob/cwv020