研究課題
若手研究(B)
高感度ISH法によって、SFTSウイルスおよびnew Toflaウイルスの検出に成功した。SFTS剖検例の6/7例に肝臓および脾臓などの血球貪食マクロファージに一致して陽性シグナルが検出された。電顕ISH法および免疫電顕法で100 nm前後のウイルス粒子が確認された。SFTSウイルス免疫染色では、1C3モノクローナル抗体が最も明瞭な染色性を示し、高感度ISH法の発現分布とほぼ一致した。New Toflaウイルスは、胃、十二指腸および食道の上皮細胞、大腸のリンパ濾胞の胚中心に陽性シグナルが確認された。本法は、技術的に困難だったパラフィン切片における感染症病原体の検出を可能にした。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)
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