研究課題/領域番号 |
26860292
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
飯笹 英一 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (20631998)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 結核 / ITAM / 自然免疫 / 受容体 / 結核菌 / マクロファージ / 自然免疫受容体 / 感染防御 |
研究成果の概要 |
新規の結核菌認識受容体を骨髄系ITAM関連受容体(mITAMRs)の中から探索したところ、候補として、IgSFR2とIgSFR5の2つが同定された。そこで、それらのリガンドとなる結核菌の成分の探索、機能解析を行った。まず、リガンド探索を行ったところ、IgSFR2は結核菌の細胞壁構成主成分のミコール酸含有脂質であることがわかった。一方で、IgSFR5のものは、カルジオリピンであることも分かった。さらにIgSFR2に関して機能解析を行ったところ、IgSFR2は上のリガンドを認識することで、免疫応答を制御し、結核菌の排除に重要な役割をしていることがわかった。
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