研究課題
若手研究(B)
本研究は、インフルエンザウイルス抗原蛋白質HAの保存性の高い「ステム領域」に着目し、その領域への露出度を高める事によって広範囲のウイルス株に対して免疫原性を持ったワクチン抗原を構築する事を目的とした。まず、組換えHA蛋白質発現系の構築に取り組んだ。得られた精製HAの頭部領域をビオチン-ストレプトアビジン結合を介してマイクロビーズに固定する事により、本来隠れているステム領域が表面に露出した抗原粒子を作製した。
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Biochem Biophys Res Commun
巻: 450 号: 1 ページ: 42-48
10.1016/j.bbrc.2014.05.060