研究課題
若手研究(B)
胎生期フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)曝露は離乳後から成熟期にかけて摂食行動を亢進させた。また、DEHP曝露は成熟期の血中グルコースおよびコレステロール濃度を上昇させたことから、糖尿病や脂質異常症などを引き起こす可能性が示唆された。一方、DEHP曝露により強い炎症状態を引き起こしている可能性は低く、今後は軽度の炎症状態評価法について検討する。また、内因性代謝物の網羅的解析(メタボロミクス)の新規分析法を構築した。この手法を用いて、胎生期DEHP曝露との関連について今後検討を行なっていく。
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Analytical Chemistry
巻: 88(7) 号: 7 ページ: 3556-3561
10.1021/acs.analchem.5b04046