研究課題/領域番号 |
26860551
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
吉沢 隆浩 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (40713392)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 抗がん剤の副作用軽減 / ドキソルビシン心筋症 / ミトコンドリア / アドレノメデュリン / 臓器保護 |
研究成果の概要 |
抗がん剤治療の際には、がん細胞を死滅させるだけでなく、健康な臓器にダメージ(副作用)が及ぶことがある。例えば、ドキソルビシン(DOX)の副作用として、致死性の心不全が知られている。DOXは心臓のミトコンドリアを傷害することが知られており、ミトコンドリアを保護することで、副作用軽減が期待できる。本研究では、ミトコンドリア制御・保護作用が示唆されているアドレノメデュリン(AM)を、DOX心筋症マウスに投与したところ、生存率改善、臓器障害軽減、心臓細胞死抑制、ミトコンドリア障害改善が認められた。このことから、DOX心筋症に対するAMの治療効果と、ミトコンドリアを標的とした治療法の有用性が示唆された。
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