研究課題/領域番号 |
26860609
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
三好 誠吾 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (20452691)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 上皮間葉移行 / オステオポンチン / 癌間質線維芽細胞 / 悪背胸膜中皮腫 |
研究成果の概要 |
OPNによる悪性胸膜中皮腫細胞のEMTの変化に焦点を当てて、癌微小環境中の主要な細胞であるCAFと癌細胞との間におけるOPNの役割を解明することを目的とした。2種類の上皮型中皮腫細胞においてOPNの発現を認めた。しかしいずれの細胞株においてもNHLFとの共培養においてEMTとしての形態学的な変化や、E-cadherin、N-cadherin蛋白の発現に差を認めなかった。一方で肺癌細胞株であるA549細胞を使用して同様の検討を行ったところ、形態学的な変化、およびE-cadherinの発現の低下、N-cadherinの発現の上昇を認めた。また共培養における上清中のOPNの濃度は有意な上昇を認めた。
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