研究課題/領域番号 |
26860763
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
福與 俊介 産業医科大学, 医学部, 非常勤助教 (00449943)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脂肪由来間葉系幹細胞 / 異所性石灰化 / DNAメチル化 / インターロイキン6 / IL-6 / DNA methylation / 骨芽細胞分化 / IL-6シグナル経路 / エピゲノム / TET1 / Oct3/4 |
研究成果の概要 |
健常人脂肪由来間葉系幹細胞を骨芽細胞分化に誘導する実験系において、IL-6/STAT3シグナル刺激を加えることで、有意な骨芽細胞分化促進が観察され、脱メチル化酵素であるTET1 mRNAの発現上昇効果の抑制と自己複製能マーカーであるOct3/4 mRNAの発現抑制効果の持続を認めた。脂肪分化抑制因子や脂肪細胞分化マーカーへの影響は認めなかった。健常人細胞ではIL-6/STAT3シグナル刺激による脂肪分化促進・抑制因子の破綻効果は確認できなかったが、TET1の発現を抑制することで自己複製を制御して分化を促進していると考えられた。
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