研究課題/領域番号 |
26860883
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
|
研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
白石 研 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (80710863)
|
連携研究者 |
村上 正基 愛媛大学, 医学部付属病院, 講師 (20278302)
花川 靖 愛媛大学, 医学部付属病院, 講師 (90284398)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | メラノーマ / 癌幹細胞 / リンパ管内皮 / ニッチ / 内皮細胞 |
研究成果の概要 |
共培養実験によりリンパ管内皮細胞がメラノーマ幹細胞の自己複製能を強力にサポートすることが分かった。124個の遺伝子プライマーを用いたスクリーニングで、メラノーマ幹細胞との共培養によりリンパ管内皮細胞におけるCXCL9、10、11の発現が著しく亢進した。リコンビナントのCXCL10、CXCL11蛋白はメラノーマ幹細胞の自己複製能を有意に亢進させ、CXCR3の中和抗体は自己複製能を著しく抑制させた。メラノーマ幹細胞にはCXCR3が強く発現しており、リンパ管内皮細胞から分泌されるCXCL10、CXCL11が、CXCR3を介してメラノーマ幹細胞を強力にサポートすることが明らかとなった。
|