研究課題/領域番号 |
26860901
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
葉山 惟大 日本大学, 医学部, 助教 (40647187)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マスト細胞 / L型カルシウムチャネル / 蕁麻疹 / 慢性蕁麻疹 |
研究成果の概要 |
ヒトにおけるマスト細胞L型カルシウムチャネルの機能の解析を行った。ヒト培養皮膚マスト細胞上にLTCCが発現していた。健常人、アトピー性皮膚炎患者、慢性蕁麻疹患者の皮膚を抗トリプターゼ抗体とと抗LTCC抗体で蛍光二重染色を行った。その結果、何れの検体もマージされた蛍光が確認されなかった。 LTCCの機能を解析するために、培養皮膚マスト細胞を用いて脱顆粒実験を行った。しかしながら1μMのLTCC阻害薬であるニフェジピンは抗FceRI抗体による脱顆粒を阻害しなかった。以上のデータより培養ヒト皮膚マスト細胞にはLTCCが発現しているものの、生体内でのマスト細胞LTCCの機能は明らかにできなかった。
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