研究課題
若手研究(B)
陽子線治療においては三次元空間上に正しく標的を位置決めすることが必ずしも計画通りの線量投与を保障しない。そのため陽子線治療の患者位置決めにおいては、線量分布を考慮した位置ずれの評価技術・位置合わせ技術の開発が不可欠である。本研究では、陽子線治療におけるコーンビームCT(CBCT)を用いた高度患者位置合わせ技術の開発を目的とし、画質定量評価および機械精度評価によるCBCT基本性能評価、CBCT画像と参照CT画像による三次元位置合わせ精度評価、また位置ずれ量を考慮した線量評価手法の開発等を通して、線量誘導放射線治療技術の開発を行い、その実現可能性を示した。
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International Journal of Radiation Oncology Biology Physics
巻: 94(1) 号: 1 ページ: 172-180
10.1016/j.ijrobp.2015.09.024