研究課題/領域番号 |
26861032
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
富山 健一 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 緊急被ばく医療研究センター, 博士研究員 (20584064)
|
連携研究者 |
小原 千寿香 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 緊急被ばく医療研究センター, 研究員 (90415977)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | radiation injure / BDNF / IEC-6 / MSC / radiation / apoptosis / 放射線障害 / 細胞死 |
研究成果の概要 |
生体が放射線で被ばくした場合、その線量に応じて造血系細胞そして腸管系(特に小腸)に重篤な障害をきたし最悪死に至るが、その根本的な治療法は確立されていない。近年、間葉系幹細胞(MSC)は、再生医療の細胞ソースとして様々な疾患応用に向けて研究が進められ、放射線障害モデルにおいても治療効果が報告されている。本研究では、MSCの分泌因子の一つBDNFが放射線を照射したラット小腸上皮細胞(IEC-6)の細胞死を抑制することを明らかにした。また、BDNFをノックダウンしたMSCにおいては、その治療効果が減弱することから、MSCの放射線防護効果の一つにBDNFが重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
|