研究課題/領域番号 |
26861078
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
黒田 慎太郎 広島大学, 大学病院, 医科診療医 (30457246)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 肝線維化 / 星細胞 / リポソーム / DDS / Rhoキナーゼ阻害剤 / 肝星細胞 / Drug Delivery System |
研究成果の概要 |
Rhoキナーゼ阻害剤は肝疾患などに対する大きな効果が期待されるものの、全身循環への副作用が強く、臨床応用が進まなかった。今回、われわれは、活性化肝星細胞をターゲットに、ビタミンA不可リポソーム体で内包化したRhoキナーゼ阻害剤を利用した、Dug Delivery System(DDS)を用いることで、大きな副作用なく、肝虚血再灌流障害や、肝線維化を抑制することに成功した。今回の検討で、このDDSは肝臓に臓器特異的に、そして肝星細胞に集中して取り込まれることを証明し、その結果、通常量の1/100量で同等以上の効果を示し、また、副作用の低減を確認した。
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