研究課題
若手研究(B)
卵巣組織凍結および融解移植を行うに当たり、テストステロンの卵巣保護作用について検討した。不妊症患者において、血清テストステロン値は体外受精における採卵数と有意な正の相関関係を示し、血清テストステロン値が卵巣予備能の指標となることが示唆された。不死化顆粒膜細胞を用いた検討では、膜型アンドロゲン受容体を刺激することによりPI3K/Akt-FoxO3aシグナル経路を介してBimELの発現が抑制され、PARP、Caspase 3の活性が抑制されたことから、テストステロンには顆粒膜細胞に対する抗アポトーシス作用があることが示唆された。
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PLoS One
巻: 23 号: 12 ページ: 1-17
10.1371/journal.pone.0115618