研究課題/領域番号 |
26861412
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
山下 哲範 奈良県立医科大学, 医学部, 学内講師 (50588522)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 耳鳴 / 骨導超音波 / マスカー療法 / RI / RI |
研究成果の概要 |
骨導超音波を利用した新しい耳鳴治療の確立に向けた基礎的な検討を行った。健聴者に対しては疑似耳鳴音を用いて実験を施行した。骨導超音波の周波数を変動させ、そのマスキングレベルの変化を検討した。その結果からは疑似耳鳴音の種類では差を認めないこと、骨導超音波の周波数の種類による有意な差も認めなかった。低音域の耳鳴はマスキングの影響が小さいことも判明した。この結果はこれまでに報告されている骨導超音波のピッチの特性を支持するものであった。また、耳鳴患者に対してはRIの測定を行い骨導超音波が可聴音よりも効果的に耳鳴を抑止できる可能性を示した。
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