研究課題/領域番号 |
26861500
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西林 章光 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (00647133)
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連携研究者 |
冨田 興一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90423178)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 脂肪幹細胞 / 末梢神経再生 |
研究成果の概要 |
脱神経後における皮膚知覚の回復は、損傷された知覚神経軸索再生によるものの他、周辺の非損傷知覚神経からの側芽形成による代償性神経再支配によることが知られている。脂肪幹細胞から分化誘導させたdASCを脱神経皮膚へと移植することによる、非損傷神経からの軸索側芽形成および神経軸索再生に与える影響を検証した。dASC移植による移植早期からの知覚領域拡大を確認することができた。その機序として、NGFに依存した非損傷神経からの側芽形成と損傷神経の再生のいずれもが関与していると考えられた。拡大領域には限界が確認されたが、dASC移植は知覚領域の早期回復に対する一つの選択肢となりうる可能性が示唆された。
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