PEG造設脳梗塞モデル動物の口腔リハビリが脳内酸化レドックスに及ぼす影響

• 研究課題/領域番号: 26861649
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 補綴・理工系歯学
• 研究機関: 北海道医療大学
• 研究代表者: 川西 克弥 北海道医療大学, 歯学部, 講師 (10438377)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 脳梗塞 / 抗酸化能 / 舌運動 / マイクロダイアリシス / 尿酸 / 咀嚼 / 海馬 / 経管栄養摂取 / 咬合

研究成果の概要

本研究の目的は、脳梗塞後遺障害の脳内抗酸化能の低下の回復に口腔リハビリテ―ションが寄与するか否かを検討することである。海馬のCA1領域における抗酸化能の測定には、HPLC-ECDを用いて行った。
抗酸化能は経口栄養摂取による刺激により増加したものの、経管栄養摂取では増加しなかった。これらの結果より、経口栄養摂取ではなく胃からの経管栄養摂取は脳梗塞からの回復過程に悪影響を及ぼしている可能性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] The evolution of research on occlusion and brain function (2017)
  • 著者名/発表者名: T Hara, K Kawanishi, A Ohno, S Iida.
  • 雑誌名: Journal of Prosthodontic Research 巻: 61 号: 1 ページ: 6-8
  • DOI: 10.1016/j.jpor.2016.06.001
  • NAID: 130005465173
  • ISSN: 1883-1958, 1883-9207
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [雑誌論文] 脳梗塞モデル動物を用いた咬合・咀嚼機能と脳機能との関係 (2016)
  • 著者名/発表者名: 川西克弥，佐々木みづほ，豊下祥史，會田英紀，越野 寿
  • 雑誌名: 日本補綴歯科学会誌 巻: 8 号: 4 ページ: 358-363
  • DOI: 10.2186/ajps.8.358
  • NAID: 130005279571
  • ISSN: 1883-4426, 1883-6860
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] 脳梗塞モデルラットにおける高次脳機能障害の回復に対する咀嚼の有効性 (2014)
  • 著者名/発表者名: 佐々木みづほ、豊下祥史、川西克弥、會田英紀、越野 寿
  • 雑誌名: 日本咀嚼学会雑誌 巻: 24 ページ: 50-58
  • 査読あり / オープンアクセス
• [学会発表] 咬合支持の有無と脳機能研究の展開 (2015)
  • 著者名/発表者名: 原 哲也、川西克弥、大野晃教、飯田祥与
  • 学会等名: 公益社団法人日本補綴歯科学会第124回学術大会
  • 発表場所: 埼玉県（さいたま市）
  • 年月日: 2015-05-30
• [学会発表] 咬合支持の有無と脳機能研究の展開 (2015)
  • 著者名/発表者名: 川西克弥
  • 学会等名: 日本補綴歯科学会第124回学術大会
  • 発表場所: 大宮ソニックシティ（埼玉県・さいたま市）
  • 年月日: 2015-05-30
• [学会発表] 飼料摂取経路の違いが脳梗塞モデルラットの抗酸化能低下からの回復に及ぼす影響 (2014)
  • 著者名/発表者名: 川西克弥、佐々木みづほ、菅 悠希、豊下祥史、會田英紀、越野 寿
  • 学会等名: 日本咀嚼学会第25回総会・学術大会
  • 発表場所: 静岡県立大学谷田キャンパス（静岡県・静岡市）
  • 年月日: 2014-09-20 – 2014-09-21