研究課題/領域番号 |
26861956
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
小松 容子 宮城大学, 看護学群(部), 講師 (80568048)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 精神障害 / 偏見 / 差別 / セルフスティグマ / 克服 / 支援者育成 / 教育プログラム / 精神看護 / スティグマ / 看護師育成 / プログラム / ケア / 支援 / 精神看護学 / 理解 / 精神疾患 / 家族支援 / 社会精神医学 / 精神障害者 / 地域社会 |
研究成果の概要 |
精神疾患を抱える人のためのセルフスティグマの低減を目指したケア実践力のある看護師育成のために必要な教育プログラムの要素は、①セルフスティグマに関する概念やセルフスティグマが及ぼす影響に関する理解、②セルフスティグマを抱えた当事者が示す様々な反応や行動に関する観察とアセスメントの視点、③セルフスティグマに苦悩する当事者への個別ケア、④セルフスティグマの低減のためのグループアプローチのスキル、⑤地域社会・家族関係の中にあるスティグマを低減するための包括的アプローチのスキル、に加えて、⑥看護者あるいは支援者の中にあるスティグマを克服するリフレクティブ・プラクティスであると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、文化・歴史の中で根強く培われてきた精神疾患に関連したスティグマにチャレンジし、疾患を抱える当事者へのケアの検討に加えて、ケアを提供している看護師が抱える内なるスティグマを克服することや、地域社会に存在するスティグマにも目を向けて、システムとして理解する必要性も示した。精神疾患を抱える人のセルフスティグマの軽減を目指したケア実践力を身に着けた看護師の育成を目指している点に本研究の意義がある。
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