研究課題/領域番号 |
26861972
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
|
研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
田中 浩二 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (40507373)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 老年期うつ病 / レジリエンス / 治療的看護実践 / 回復 / 治療的看護 / ナラティヴ / ナラティブインタビュー |
研究成果の概要 |
老年期うつ病者の「レジリエンス」について、ナラティブ研究法を使用してインタビュー調査を実施した。その結果、情緒的なつながりの感覚や人生との対話、スピリチュアリティの高まりなどが明らかとなった。そこで既存の老年期うつ病者へのケア方法を参照しながら、人生との対話やスピリチュアリティの視点を取り入れた治療的看護実践の指針を作成した。その指針に基づいて4名の老年期うつ病者に継続的な看護介入を実施した結果、初回介入時は悲観的な訴えや身体の不定愁訴が多くみられていたが、面接の回数を繰り返す毎に人生との対話や洞察が進み、レジリエンスが向上した。このことから指針の有効性が示唆された。
|