研究課題/領域番号 |
26870257
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
応用健康科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 (2015-2016) 名古屋大学 (2014) |
研究代表者 |
西尾 尚美 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (80513457)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | GADD34 / 老化 / 脂肪肝 / インスリンシグナル伝達系 / 炎症 / Insulin/IGF1レセプターシグナル伝達系 / 細胞膜タンパク質 / 免疫 / 代謝 / 脂肪肝形成 / 高脂肪食摂取 |
研究成果の概要 |
本研究では、GADD34遺伝子が老化に伴って発症する脂肪肝やⅡ型糖尿病に及ぼす影響について、GADD34遺伝子欠損マウスを用いて検討した。その結果、GADD34遺伝子欠損マウスでは、細胞の増殖や老化に関係すると言われているIGF-1/Insulinレセプターシグナル伝達系が亢進することによって、加齢に伴って野生型マウスよりも肥満になり、脂肪肝を発症することが明らかとなった。さらに、増加した脂肪細胞から産生されるTNFαが、IGF-1/Insulinレセプターシグナル伝達系を抑制することによって、インスリン抵抗性となり、Ⅱ型糖尿病発症に至ることが示唆された。
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