研究課題/領域番号 |
26870390
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
消化器外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
黒田 新士 岡山大学, 医学部, 客員研究員 (60633758)
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研究協力者 |
久保田 哲司 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科, 消化器外科学, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 金ナノ粒子 / トラスツズマブ / HER2 / 胃癌 / トラスツズマブ抵抗性 / トラスツヅマブ |
研究成果の概要 |
トラスツズマブ(Tmab)結合金ナノ粒子(Tmab-AuNP)は、Tmab抵抗性を有するHER2陽性胃癌細胞株に対しても有意な細胞障害活性を示した。HER2陰性胃癌細胞株に対してはHER2細胞外ドメインを強制発現させることで同様に有意な細胞障害活性を示すようになった。Tmab-AuNP特有の細胞障害メカニズムとしては、Tmab-AuNPの細胞内への取り込みによる酸化ストレスやオートファジーの増強が一因と考えられた。以上より、Tmab-AuNPはTmab抵抗性癌腫に対する有効な新規治療薬となり得る可能性が示された。
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