研究課題/領域番号 |
26870601
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
地域看護学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
田村 知子 東京医科大学, 医学部, 准教授 (10352733)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 産後ケア / アウトリーチ型ケア / 家庭訪問 / 助産師訪問 / 産後家庭訪問 / アウトリーチ / 助産師 |
研究成果の概要 |
産後1か月間はストレスが強いと言われ、母親の孤立や産後うつのリスクがある。本研究は助産師が産後1か月間に育児が行われている生活の場に出向く「アウトリーチ型」ケア(家庭訪問)を縦断的に行い、その効果を検証した。まず調査票による産後家庭訪問のニーズ調査を行い産後の母親のニーズを明確化した。母親のニーズ調査結果を基に同一助産師が妊娠後期に1回の面接、産後1か月間に2回の産後家庭訪問を行った。産後早期に同一助産師が産後家庭訪問を2回行うことは産後早期のケアとして母親にとって効果的であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
産後のケアニーズを明らかにした上で1か月以内に集中的に行うアウトリーチ型ケア(産後家庭訪問)を検証した結果、同一助産師が妊娠中に1度、産後1か月の間に2回家庭訪問が母親の不安軽減や満足感が認められた。本研究で検証したアウトリーチ型ケア方法は妊娠期から産後早期にかけた「切れ目のない支援」の具体的かつ効果的な手法として、産後うつ、子ども虐待の予防早期発見に寄与する一つの手段の可能性が示唆される。
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