研究課題/領域番号 |
26870617
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子化学
ナノ材料工学
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
松隈 大輔 東京理科大学, 理学部, 助教 (30569174)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 酸化還元活性 / ポリエチレングリコール / ピリジン / 両親媒性高分子 / 金属ナノ粒子 / ブロック共重合体 / 自動還元 |
研究成果の概要 |
本研究は、一次構造限定的に酸化還元活性を発現する両親媒性高分子を用いた、機能発現システムの解明および機能性金属ナノ粒子の創製を目指すものである。申請者らが独自に設計・合成した両親媒性高分子は、一次構造限定的に一電子還元型の電子供与体として機能する。この両親媒性高分子は、環境低負荷な水中で、自発的な金属イオン還元反応を誘発した。金属イオンの還元速度は、高分子の構造の違いに応じて変化したことから、還元反応制御による元素比を規定可能な合金ナノ粒子の創製が可能と期待できる。高効率触媒反応や水素貯蔵担体を指向した高機能金属ナノ材料を、低毒性・低コストで合成することが可能と期待できる。
|