研究課題/領域番号 |
26870751
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
認知科学
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研究機関 | 筑波大学 (2017) 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2015-2016) 関西学院大学 (2014) |
研究代表者 |
井上 和哉 筑波大学, システム情報系, 助教 (50631967)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 食行動 / 妨害刺激嫌悪効果 / 感性満腹感 / 反応抑制刺激嫌悪効果 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、妨害刺激嫌悪効果やその関連現象(感性満腹感)のような人間の選好を変容させる方法を用いて、人間の食行動を変化させる方法を開発することである。以下の知見が得られた。(1)反応抑制課題の実施によっておいしさの印象が変化するためには、課題の実施中に画像に注意を向ける必要がある。先行研究から推測される結果とは異なり、反応を行った画像に対するおいしさ評価が高まる。(2)食物の動画を繰り返し観察するだけで、食物に対する満腹感が変化する。この現象が生起するためには、食物の動画に注意を向けること、摂食をイメージする動画を観察することが必要である。
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