研究課題/領域番号 |
26881002
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
持続可能システム
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
観山 恵理子 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (00733643)
|
研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 地域農業 / 災害復興 / 社会的ネットワーク / 社会関係資本 |
研究成果の概要 |
本研究では、大規模な自然災害の発生後の地域農業の構造変化と農業の復興に寄与した要因を、被災の時期が異なる長崎県島原半島と宮城県仙台市沿岸部を事例として分析した。島原半島では、被災前の社会的ネットワークが復興の過程で活用されたことや新品目について収益が見込める販路が確保されたことが農業復興の鍵として挙げられる。 両地域での個別農家への聞き取り調査では、農地や家屋の立地によって被災の程度ならびに受けることのできた助成金や復興支援が大きく異なり、各農家の復興の経路にも大きな影響を及ぼしたことが明らかとなった。特に東日本大震災の津波被害が大きかった沿岸部では農業経営を共同化する傾向がみられた。
|