研究課題/領域番号 |
26882042
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 明星大学 |
研究代表者 |
坂本 拓弥 明星大学, 教育学部, 助教 (30734298)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 教師 / 体育 / 身体 / 実存 / 授業 / 現象学 / 指導言語 / 怒り / 体育教師 / 言語 / 体育授業 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、体育教師を現象学的身体論の視点から捉え、彼らの身体が担っている実存的意味を明示することであった。従来論じられることのなかったその実存的意味を開示することは、技術的方法論が先行する今日の体育教師論に対して、現実に児童・生徒とともに生きる体育教師の身体という、新たな研究対象の可能性を示すことになる。体育教師の身体は、世界内存在として体育授業という世界に在る。その身体の働きは、体育授業に住まい、さらには児童・生徒とともにその世界を変容していこうとする、視線の動きや「怒り」の表現等の実存的な身体的行為として現れる。それらの行為によって、体育教師は自らの実存を安定させているのである。
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