研究課題/領域番号 |
26884006
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
有松 唯 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (60732112)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 国家 / 国家形成 / 考古学 / 物質文化 / 文化進化 / 西アジア / 発展段階史観 / 中近東 / 国家形成論 / 西アジア古代史 / イラン |
研究成果の概要 |
人類の技術的、文化的進歩の必然的帰結といったイメージが付与されてきた国家の形成プロセスについて、理論の整理と考古学的証拠から、そこでの画期の実態が、生態との平衡を保った持続的社会から、拡大再生産を希求せざるをえない不安定な社会への移行であることを指摘した。ひいては国家は人の社会と生態との関係が不安定にならざるを得ないからこそ生じた集団化のしくみであることを仮説として提示した。さらに、実証研究を推進させ得るフィールドの確保にむけ、イラン・イスラム共和国での交渉・事前調査を実施し、現地での遺跡踏査を実施した結果、適う対象を選定することができた。
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