研究課題/領域番号 |
26884051
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
渡丸 嘉菜子 上智大学, 理工学部, 研究員 (40735990)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | カテゴリー知覚 / 日本語音声 / /ba/-/da/連続体 / 心理言語学 / /ba/-/da/ |
研究成果の概要 |
人が音声を知覚する際には、「音素」と呼ばれる単位で聞き分けをする。例えば、英語母語話者が音素/r/から音素/l/へと徐々に変化する音声を聴いた場合、ある地点(カテゴリー境界)から知覚は/r/から/l/へと急に変化する。そして、その境界をまたぐ音声への知覚の感度が最も高くなる。このような知覚をカテゴリー知覚と呼ぶ。カテゴリー知覚は、従来、単音節語など短い音声単位でしか研究されてこなかった。しかし、実際の知覚環境下では文章など長い単位での発話を知覚している。そこで本研究では、短い単位と長い単位ではカテゴリー知覚の特性が変化するか否か、そして変化するならばその普遍性について調査した。
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