研究課題/領域番号 |
26885004
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
島田 佳憲 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (70733351)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 財務会計 / 予想情報 / 設備投資 / 研究開発投資 / 価値関連性 / 資本コスト / 自発的情報開示 |
研究成果の概要 |
本研究では,将来投資の予想情報を研究対象とし,(1)投資予想情報の価値関連性,(2)投資予想情報の開示効果,そして(3)投資予想情報の質とその経済的帰結を実証的に分析した。 分析の結果,つぎの発見事項が得られた。(1)投資予想情報の将来変動は株価にポジティブに影響し,投資予想情報は価値関連性を有する。(2)投資予想情報を開示している企業は,非開示企業と比べてより低い株主資本コストを享受できる。(3)将来投資の信頼性を向上させる属性をもつ企業ほど投資予想情報の価値関連性が高く,また投資予想情報の質と株主資本コストのネガティブな関係はコーポレート・ガバナンスが脆弱な傾向にある企業で確認される。
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