研究課題/領域番号 |
26889042
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築構造・材料
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
寺本 篤史 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30735254)
|
研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 高強度コンクリート / 自己収縮 / ひび割れ / 膨張材 / 収縮低減剤 / 超高強度セメントペースト / 水酸化カルシウム / エトリンガイト |
研究成果の概要 |
コンクリート構造物に生じるひび割れの低減を目的として使用される膨張材や収縮低減剤といった混和材料の最適調合設計方法が求められているという背景のもと,膨張材がセメントペーストの膨張に寄与するメカニズムの解明,収縮低減剤と膨張材を併用した際に生じることがある収縮低減効果の不安定性の原因を明らかにすることを目的として研究を実施した。その結果,膨張材を使用した場合に生じる自己収縮の低減効果のうち,材齢1日以降の膨張効果に寄与しているのは主として水和生成物の一つである水酸化カルシウムであること,収縮低減剤と膨張材の併用によってエトリンガイト等の水和生成物の生成タイミングが変化することが示された。
|