研究課題/領域番号 |
26890022
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
アブドゥル アジズ 東海大学, 医学部, 奨励研究員 (50738789)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 幹細胞 / がん幹細胞 / 白血病 / 線維素溶解系 / 分子標的薬 / 完全寛解 |
研究成果の概要 |
外来性PAI-1は、骨髄ニッチからSDF-1a、G-CSFやTGF-b等のケモカイン産生を制御する。一方、内在性PAI-1はHSC自身のFurin活性とMT1-MMP活性の両方を負に制御し、HSCの運動性を抑制している。内在性PAI-1は定常状態におけるTGF-bによるHSCの運動性の制御に重要な役割を果たしていることを明確にした。また、白血病細胞において、PAI-1の抑制がMT1-MMP発現を亢進し、抗がん剤に対する感受性が亢進することからMT1-MMPが重要な役割を果たしていることが明確にした。これらの結果から内在性PAI-1活性の抑制がLSCの運動性を制御することを示唆した。
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