研究課題
研究活動スタート支援
Cucumis hystrixとメロン系統MR-1との種間交雑においては、花粉親としてC. hystrixを用いた際には花粉管伸長はほとんどみられないが、MR-1を用いた際には自殖と同程度まで伸長すること、またその後の胚発達についても、着果率が種間交雑と自殖で同程度であるなどこれまでのCucumis属種間交雑では見られなかった知見が得られた。胚発達の促進のため果実加温法の検討を行い、終日30℃程度に保つことで胚崩壊を抑制できることが示唆され、胚救済法としての利用が見込まれた。これらの野生種においては近縁種のDNAマーカーの適用や系統間での多型を見出し、雑種性検定などの解析を可能とした。
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