研究課題/領域番号 |
26893002
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小林 澄貴 北海道大学, 環境健康科学研究教育センター, 特任助教 (10733371)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ADHD / 喫煙 / 遺伝環境交互作用 / 環境化学物質 / 妊婦 / 社会医学 / 疫学 / 公衆衛生学 / 受動喫煙 / 注意欠損多動性障害 |
研究成果の概要 |
研究デザインは、出生前向きコホート内症例対照研究である。2003-2007年に生まれた8歳児のうちADHD-RS得点が得られた3,263名のうち、児の性別と母の出産年齢でマッチングさせ1,491名抽出したところ、非喫煙群552名、受動喫煙群812名、喫煙群127名となった。ロジスティック回帰分析で検討したところ、非喫煙群と比較して、受動喫煙群から生まれた8歳児のADHD疑いになるオッズ比は1.17倍高かったものの有意ではなかった(95%CI; 0.84-1.63)。妊娠中の母の受動喫煙曝露が8歳児のADHDのリスク増加に影響を及ぼさず、そして遺伝環境交互作用も関与しないと考えられた。
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