研究課題/領域番号 |
26893034
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
鈴木 都 千葉大学, 予防医学センター, 助教 (70734242)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨粗鬆症由来疼痛 / 慢性疼痛 / サルコペニア / 卵巣摘出マウスモデル / 予防医学 / 整形外科 / 骨粗鬆性疼痛 / 疼痛行動評価 |
研究成果の概要 |
①発症メカニズムの解明:骨粗鬆症モデルの卵巣摘出マウスは骨密度が有意に低下し、筋肉量、運動量も有意な低下を認め、さらには有意に疼痛閾値の低下を認めた。骨粗鬆症マウスは疼痛閾値の低下及びサルコペニアを有する可能性が示唆された。 ②治療法の解明:抗NGF抗体、プレガバリンは骨粗鬆症群で疼痛行動評価の有意な改善を認め、ビスフォスフォネートは骨粗鬆症群で骨密度及び疼痛行動評価の有意な改善を認めた。モルヒネは疼痛行動の有意な改善は認めず、骨粗鬆性疼痛への効果が乏しいことが示唆された。骨粗鬆性疼痛への治療は骨密度を改善し、疼痛を軽減させうるビスフォスフォネートが最も望ましいと考えられた。
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